ここに注意!大豆アレルギーの方のプロテイン選び

大豆アレルギー

書籍:「食物アレルギーの息子とその家族の16年間の物語」
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こんにちは、ちよです。
このブログでは、アレルギーに関することを中心に発信しています。

筋肉増加やダイエット、美肌のためなど、プロテインを飲んでいる方も多いと思います。

プロテインもたくさんのメーカーさんから売り出されていますが、大豆アレルギーがある方は飲むとアレルギー症状が出てしまうプロテインがあります。

今回は、大豆アレルギーの方がプロテインを飲むにあたって、注意する事などをまとめてみました。

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大豆アレルギーについて

大豆アレルギーについて簡単に説明します。

大豆アレルギーは、食物アレルギーの1つです。

食物アレルギーとは、有害でない食物に体が過剰反応してしまい、アレルギー症状がでてしまう事です。

アレルギー症状は、胃痛、腹痛、嘔吐下痢、口や喉の中のかゆみ、じんましん,喘息などいろいろです。

どこにどんなアレルギー症状が出るかは個人差があり、アレルギー症状がいくつも現れるアナフィラキシーまで進み、ショックを起こす方もいらっしゃいます。

大豆アレルギーは幼少の頃に皆瀬する方が大半ですが、大人になってから大豆アレルギーになってしまったら、治るのは難しいようです。

プロテインって何?

プロテイン

美容や健康に気をかけている人や、筋肉を増やしている人は、補助食品としてプロテインを飲んでいる方も多くいらっしゃいます。

そもそもプロテインって何でしょう!?

プロテインはタンパク質の事です。

牛乳や大豆のタンパク質を凝縮させたものをプロテインサプリメントと言います。このプロテインサプリメントをプロテインと言っている事が多いようです。

このブログでは、プロテインサプリメントの事をプロテインとして書きます。

では、タンパク質って何でしょう!?

タンパク質は体を作っている主要な材料の1つです。筋肉、皮膚、髪、臓器や血液などの材料になったり、体の機能を維持する材料になったりします。

ただ、そのままの形で体ではなく、アミノ酸に分解されます。そして、それぞれの役割に合わせて合成され、機能を発揮します。

タンパク質は、肉類、魚類、大豆製品、乳製品、卵などに豊富にに含まれています。

肉や魚のほどではないのですが、他には、米や雑穀などにもタンパク質は含まれています。

プロテインは、効率的にタンパク質が摂れるので、食事では補いきれない分を補助食品として摂るというわけです。

アミノ酸って?

アミノ酸はタンパク質の成分で、体を作る材料になったり、体の機能を維持させる役割をしたり、アミノ酸の組み合わせによって、いろいろな役割をします。

アミノ酸は20種類くらいあって、そのうち8種類は必須アミノ酸といって、自分で合成するのが難しいので特に食品から摂る必要があります。

タンパク質として摂り、体でアミノ酸に分解されそれぞれの目的に合わせて再構築され役割を果たします。

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大豆アレルギーでも飲めるプロテインはあるの?

プロテインは、色々な種類があります。牛乳から作ったホエイプロテイン、カゼインプロテインと大豆から作ったソイプロテインが有名です。

大豆アレルギーですから、ソイプロテインは飲めないのはわかります。

ホエイプロテインとカゼインプロテインは牛乳由来なので基本的に飲めます。

ただ、添加物に大豆を使っている事がよくあります。

微量でも大豆製品を止められている方は、添加物まで確認が必要です。

プロテインは水や牛乳に溶かして飲むのが一般的ですが、溶けやすくするように乳化剤が添加されています。

大豆で作られた乳化剤では、レシチンという添加物が有名です。

他にはアブラナ、卵黄などから作られる事もあります。

添加剤にレシチンとあったら、大豆から作られていないか確認が必要です。

他にも安定剤として使われていることもあります。

大豆は表示が義務付けられているわけではありませんが、表示を推奨されています。推奨とは、可能な限り表示をするよう努める事です。

原材料名の所に、レシチン(大豆由来)などと表示がされている事が多いと思います。よくわからない時は、製造したメーカーに確認すると良いと思います。

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雑穀を使ったプロテイン

大豆や牛乳を使っているプロテインの他に、雑穀のプロテインがあります。

タンパク質は、肉や魚、大豆や卵、牛乳などに豊富に含まれています。

それらほどではないのですが、米や小麦、雑穀などの炭水化物にも含まれています。

雑穀とは、米や麦など以外の穀物の総称です。粟(あわ)やヒエ、キヌア、アマランスなどなど種類は沢山あります。

雑穀は、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。体の機能を効率よく使うためには、ビタミンやミネラルが必要ですし、食物繊維は便秘の予防や改善などの効果も期待できます。

ただ、雑穀で作ったプロテインにも大豆たん白が使われている事があるので、原材料表示のチェックは忘れないでください。

チョコ味にも注意!

大豆だけではなく、ココア豆など他の豆にもアレルギー症状が出る方は、カカオ豆が使われているチョコ味にも注意が必要です。

大豆アレルギーの方全員が、カカオ豆に反応するわけではありません。個人差がありますので、問題ない方は大丈夫だと思います。

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運動をしてアナフィラキシーを起こす事もあります。

食物依存性運動誘発性アナフィラキシーって?

 

大豆製品を食べただけではどうもないのに、食べた後に運動をするとアレルギー症状が出てしまう方が、まれにいます。これを、食物依存性運動誘発性アナフィラキシーと言います。食後だいたい2時間以内に出てきます。

全員ではなく、一部の方です。

だた、プロテインを摂る方は健康や運動に対しての意識が高く、体を動かす方も多いと思いますので、自分だけではなく周りで起こった場合も含め、食物アレルギーと運動の関係を知っている事損ではないと思います。

食物依存性運動誘発性アナフィラキシーの症状は、全身のじんましんやむくみが出てきて、そのうち7割は、ゼーゼーという喘鳴や喘息、呼吸困難が出ます。7割って結構な割合です。

もっと進むと、血圧まで低下してショックを起こしてしまいます。なんと約半数はショックまで進んでしまうと言われています。

大豆などアレルギーのある食物を食べた後運動をして、じんましんなど体に何か変化があったら油断禁物です。重症化する可能性が高いので、急いで運航を中止して、対応する必要があります。

また、摂取→運動でだけではなく、運動→摂取でも起こる例があったようです。

運動の種類ですが、上位3位は、球技、ランニング、歩行です。歩行が第3位になっています。激しい運動だけが関係しているのではないという事がわかります。

この食物依存性運動誘発性アナフィラキシーですが、健康で元気な時よりも、風邪をひいていたり、寝不足や疲れていたり、ストレスがあったり、生理の前後の方が症状が現れやすくなります。また、実は痛み止めを飲んでいると悪化するリスクが上がります。

もし運動した時に、じんましんやむくみが出たり、息苦しい事があるようならば、運動をやめて安静にし、速やかに対処していく必要があります。

アレルギーがある方は、普段からお薬を持ち歩くことをお勧めします。

 大豆アレルギーの方のプロテイン選び

大豆アレルギーの方は、大豆で作られたソイプロテインではなく、牛乳で作られたホエイプロテインやカゼインプロテインが飲めます。

ただ、乳化剤や安定剤などとして大豆が使われていたり、チョコ味としてカカオ豆が使われている事もありますの。微量でも食べられない方は、原材料表示をチェックしてください。

雑国のプロテインは通販などで手に入りますが、これにも大豆たん白が入っている事があります。この場合も、購入前に原材料を確認した方が良いと思います。

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