アレルギー症状で起こる頭痛と、頭痛が起こった時の注意点

アレルギー

書籍:「食物アレルギーの息子とその家族の16年間の物語」
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こんにちは、ちよです。
このブログでは、アレルギーに関することを中心に発信しています。

アレルギー症状は、どのうな症状でも起こりうるといわれています。腹痛、嘔吐や下痢、唇の腫れ、口の中の違和感、かゆみ、くしゃみ、鼻水鼻づまり、じんましん、喘息など。もちろん、頭痛も起こりうる可能性の一つです。

今回はアレルギー症状のうちで、頭痛を取り上げたいと思います。

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アレルギーが起こった時に出るヒスタミンは頭痛に関係します

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アレルギーって?

本来私達の体は、ウイルスなど有害だと判断した物が侵入した時、それを排除しようと免疫反応というものが働きます。

ところが、食物など有害ではない物に過剰反応してしまう事があります。これをアレルギーと言います。

 

血液中の細胞から放出されるヒスタミンの役割

外敵やアレルゲンが侵入してくると、血液中の細胞からヒスタミンという物が放出されて、全身でいろいろな作用が出てきます。敵から守るため血管を広げたり、唾液や鼻水の分泌を促したりもします。

血管が広がると血液の流れが多くなります。血液、唾液には外敵と戦う成分が含まれています。鼻水が増える事で外敵を外に押し出そうとします。これはありがたい作用です。

そういう意味ではヒスタミンは体に必要な物質ですが、アレルギーの場合は、かゆみや、鼻水や涙が増えるなど不都合な症状が体のあちこちで出てしまいます。本来は有害ではないので本当は出なくても良い症状なのですが。

アレルギーの方が頭痛になる原因

では、頭痛とどういう関係があるかですが、先ほど書いたように、アレルゲンが侵入すると血管の細胞からヒスタミンが放出され、血管を広げます。これは頭でも起こっているのです。血管が広がる事で頭の中も圧迫されてしまい、頭痛が出てしまうようです。

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アレルギー性鼻炎と頭痛との関係

アレルギー性鼻炎でも頭痛?

アレルギー性鼻炎の方は、ヒスタミン以外にも頭痛になる原因が考えられます。

アレルギー性鼻炎といえば、くしゃみ鼻水鼻づまりが主な症状で、頭痛は関係なさそうですが、アレルゲンが鼻粘膜につく事により、鼻粘膜が腫れてしまって鼻が詰まりやすくなります。それでも息をするので内側に圧力がかかってしまい、頭痛が起こってきてしまいます。

子供のアレルギー性鼻炎は、頭痛を訴える患者さんも多いようです。

鼻が詰まって頭痛があると、風邪と間違えてしまう事もあります。ただ、なかなか治らなかったり、しょっちゅうその症状があったら、風邪以外の病気も疑った方が良いと思います。アレルギー性鼻炎もその疑わしい病気の一つです。

頭痛の原因が食物アレルギー!?

症状が遅れて出ると判別が難しくなります

食物アレルギーはアレルギー症状が出てくる時間によって、即時型、遅発型、遅延型、2相性の4つに分けられます。

原因のアレルゲンが入ってきて間もなくから2時間位までを即時型、半日くらい経ってから出てくる場合を遅発型、1~2日経ってから出てくる場合を遅延型、一度出て落ち着きしばらくたってから再び出てくる場合を2相性と分類しています。

アレルゲンを口にしてから、アレルギー反応がすぐに出てくる即時型だと原因がわかりやすいのですが、アレルギーの自覚がない人や、症状が出てくるまでに時間がかかってしまう遅延型だと、原因が断定できにくくアレルギー症状が長引いたり、ひどくなってしまったりします。風邪など他の疾患と間違えてしまう場合もあります。

必ずしも原因の食物を除去するわけではありません

食物アレルギーがあっても、必ずしも除去するわけではありません。除去する事により栄養不足になる可能性もあります。どんな症状が出るか、その症状が生活にどの位悪影響を及ぼすか、薬で対応可能かなども考慮し決めていく事になると思います。

特定の食物が頭痛の原因かどうか知るには、疑わしい食物を食べた後の変化を観察するとわかる事もあります。

確認するには、食べて数日間頭痛がでないか様子を見ます。次に食べる時期は4日くらい位は開てください。間をあける事でいったんそのアレルゲンを体から無くします。

毎回アレルゲンを食べて数日以内に頭痛が出るようならその頭痛は、アレルゲンが原因の可能性が高いと思います。

このような状況がある方は、受診する際に伝えると、アレルゲンを判定する事への参考になります。

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解熱鎮痛剤が使えないアスピリン喘息

アスピリン喘息って?

頭痛や痛みがある時は、解熱鎮痛剤、いわゆる痛み止めを使いますが、この解熱鎮痛愛が使えない方がいます。どのような方が使えないかというと、アスピリン喘息の方です。

アレルギー症状の一つに喘息があります。この喘息さんの中で頭痛などの時に解熱鎮痛剤を使うと、喘息の症状が悪化する方がいるのです。このような方多くは鼻症状の悪化も伴います。また、副鼻腔炎と喘息を合併している方は、そのリスクが高くなるようです。

アスピリン喘息の方は、解熱鎮痛剤の薬は、飲み薬だけでなく、注射、座薬、筋肉痛に使うシップや塗り薬も使えません。また、一部の炎症を取る目薬にも反応する場合があります。

注射、座薬、飲み薬やでは重症化しやすい事がわかっています。1時間以内に症状が悪化してきた時は要注意です。解熱鎮痛効果の高いタイプのお薬もそのリスクが高くなります。

アスピリン喘息が出て来たらどうすれば良いの?

解熱鎮痛剤を使用して喘息症状が悪化しするようなら、速やかな対応が必要になります。アスピリン喘息の自覚がない方や、重症になる事がわかっている方、いつもと様子が違う方は、救急で病院を受診して下さい。

応急処置としては、喘息のお薬をお持ちなら使いましょう。また、アスピリン喘息の方は病院を受診するときは、自分がアスピリン喘息である事を伝えてください。

アスピリン喘息は大人の喘息さんの1割前後だと言われています。子供さんは少ないようです。ただ、子供さんがアスピリン喘息にならないわけではないので、油断は禁物です。

自分で解熱鎮痛剤を買う時は?

アスピリン喘息でなくてもアレルギーの方や喘息さんは、そのような薬剤より出来たらよりリスクの低いアセトアミノフェンという成分のお薬の方がまだ安心です。

これらは病院の先生はご存じですが、処方箋なしで購入できるお薬を自分で買う場合は、参考にしてください。

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アレルギー症状で起こる頭痛

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まとめます。

アレルギーと頭痛は関係がないように思われますが、関係していることもあります。また頭痛に使用する解熱鎮痛剤でアレルギー症状が悪化するする方もいます。

アレルゲンが体に侵入すると、ヒスタミンという物質が血液中の細胞から放出されます。血液は全身に廻っているのでアレルギー症状は全身で出る可能性があります。ヒスタミンは血管を広げるのでその影響で圧泊され頭痛が起こる可能性があります。

また、アレルギー性鼻炎で鼻づまりになると、息をすることによって内側に圧がかかり、頭痛を起こす可能性が出てきます。小さなお子さんは鼻が詰まっている辛さより頭痛を訴える事もしばしばです。

食物アレルギーの方がアレルゲンを食べた時の症状の一つには頭痛もあり得ます。ただ、時間が経っていると原因が判別しにくく気が付かないままになってしまいます。特にアレルギーの自覚がない方は気が付くのが難しいようです。頭痛が起こった時の状況を観察すると何かわかるかもしれません。

喘息さんの一部に方はアスピリン喘息を持っています。そのような方は、解熱鎮痛剤が使えません。またアスピリン喘息の自覚がなくても、解熱鎮痛剤を使用して喘息症状が悪化して行く方は、その可能性があります。急いで救急で病院を受診しましょう。

アレルギーの方や喘息の方は、解熱鎮痛剤の使用には慎重になった方が良いようです。

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